スペイン・サッカー連盟は8日、スペイン代表のルイスエンリケ監督(52)が退任すると発表した。同協会は「グラシアス(ありがとう)」という感謝のメッセージをツイッターに投稿した。

スペイン代表は22年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦でモロッコにPK戦で敗れ、2大会連続で16強で姿を消していた。

18年W杯ロシア大会の後に就任したルイスエンリケ監督はモロッコ戦前、「選手たちにPK1000回の練習を課した」と豪語していたが、結果に結び付かなかった。

スペイン・アス紙は後任候補としてU-21スペイン代表のルイス・デラフエンテ監督、セビリアやバレンシアを率いたマルセリーノ・ガルシア・トラル氏、ベルギー代表の指揮官を退任したロベルト・マルティネス氏の名前を挙げている。