ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)をもって誤審があった。
日本サッカー協会(JFA)審判委員会の扇谷健司委員長は22日、オンラインで説明会を行い、18日のJ1開幕・広島-札幌戦でノーゴールとなった広島の得点は認めるべきだったと発表した。再試合の対象となる「競技規則の適用ミス」ではないため、試合結果(0-0)は変わらない。なおJリーグでは、得点判定を補助するゴールライン・テクノロジーは使われていない。
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プレミアリーグでも今季VARによる誤審がいくつかあった。1-1のドローに終わった11日のアーセナル-ブレントフォード戦。後半29分、ブレントフォードがFKの流れから同点ゴールを決めた際にオフサイドを見逃した。プレーを確認するスクリーンにオフサイドラインを引くのを忘れるという初歩的な人的ミスが原因だった。
同日のクリスタルパレス-ブライトン戦でも誤審があった。前半にブライトンDFエストゥピニャンが先制ゴールを決めたようにみえた場面で、オフサイドによって得点が取り消された。この時は1番ゴールに近いDFではなく、間違って2番目にゴールに近いDFにスクリーン上のオフサイドラインを合わせてしまったことが誤審の原因だという。1番ゴールに近いDFにラインを合わせていればエストゥピニャンはオンサイドだった。
他にも同日のウェストハム-チェルシー戦でVAR担当者が選手のハンドの可能性を主審に伝えていなかった。最新鋭の機材を導入しても、システムが自動で判定するわけではない。その運用は人の手に委ねられており、だからこそ誤審も起こる。【千葉修宏】

