ポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FWカズ(三浦知良=56)が、海外5カ国のデビューを飾った。

22日、敵地で行われたアカデミコ・デ・ビゼウ戦の後半終了間際に途中出場。3点リードの同45分からロスタイムまで、新天地で初プレー。試合は4-1で勝利を収め、喜びの瞬間をピッチ上で迎えた。

横浜FCから期限付き移籍しているカズは、チーム合流後、ピッチコンディションへの適応に時間がかかり、筋肉系の炎症などでベンチ外となる期間が続いていた。

前節ようやくベンチ入りを果たし、連続でメンバーに入った今節、出場記録を刻んだ。地元メディアでは「後半45分から投入され、ポルトガルでプロとしてプレーした最年長の選手となった」と報じられている。

プロ38年目。海外ではブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアでプレーしてきた。今季は残り5試合となっており、出場の次は、異次元のゴールで実績も残したいところだ。