レアル・マドリードが6日、フェネルバフチェのトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は29年までの6年間。7日に入団発表セレモニーが実施される予定になっている。

スペイン紙マルカによると、Rマドリードは移籍金として、契約解除金として設定されていた1750万ユーロ(約26億円)を上回る2000万ユーロ(約30億円)+出来高ボーナス1000万ユーロ(約15億円)を支払い、その総額は最大で3000万ユーロ(約45億円)に達する可能性があると伝えた。

またフェネルバフチェはRマドリードが将来ギュレルを他クラブに売却した場合、その移籍金の20%を受け取る権利を有しているという。

フェネルバフチェの下部組織出身で21年8月にトップチームデビュー。その後の華々しい活躍が認められ、18歳ながら昨年11月にA代表デビューも果たし、今年6月の欧州選手権予選ウェールズ戦で同国代表史上の最年少得点記録を樹立した。

トルコサッカー界の将来を嘱望される逸材と目され、ACミラン、アーセナル、リバプール、ドルトムント、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなどといった欧州の名だたる強豪が興味を示した中、熾烈(しれつ)な獲得レースは、最終的にRマドリードとバルセロナの一騎打ちとなった。

その際、バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏もイスタンブールまで足を運んだが、近年、将来性豊かな若手選手の獲得に力を入れているRマドリードが交渉力と資金力で最大のライバルを上回り、契約に至ったとのことだ。

Rマドリードにとって今夏、フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアス(※期限付き移籍から復帰)、ベリンガム、ホセルに続く5人目の補強選手となったギュレルはこの後、プレシーズンのアメリカ遠征に参加する予定になっている。(高橋智行通信員)