サッカーの23年女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会に参加中の米国代表ヴラトコ・アンドノフスキ監督とFWアレックス・モーガンが5日、前日会見に出席。スウェーデンとの決勝トーナメント1回戦ではより良いプレーをする必要があると強調。指揮官は「決勝Tでミスは許されない。我々のベストを出せるように準備万全にしないといけない」と悲壮感を漂わせた。

米国はスウェーデンに勝てば11日の準々決勝(オークランド)でなでしこジャパンと対戦する。

米国は1次リーグE組でベトナムに1勝しただけで、オランダ、ポルトガルとは引き分けた。1勝2分けの勝ち点5で、オランダに次ぐグループ2位で辛くも決勝T進出を決めた。これは女子米国代表史上、1次リーグでの最低成績。これまで2勝、もしくは勝ち点6を挙げられなかった大会はなかった。

モーガンは「私たちは何がいけなかったのかを分析した。ポゼッション時とそうでないときで、それらをどう修正するか。ゴール前でのチャンスをどう生かすか、どうすればもっとチャンスをつくれるか。私に来たチャンスをどう生かすか」などと話した。

米国は21年東京五輪1次リーグでスウェーデンに0-3で完敗し、16年リオ五輪の準々決勝でもPK戦の末にスウェーデンに敗れた。前回19年W杯フランス大会では1次リーグで2-0で勝利している。

モーガンは「過去のスウェーデン戦で起きたことは過去のこと」と話し「私たちは、彼女たちのプレースタイルやどうすれば崩せるかということなど、多くのことを学んできたが、過去の対戦を明日に持ち越すことはないと思う」と繰り返した。

米国はスウェーデン戦で出場停止のMFローズ・ラベルを欠く。ラベルは今大会最初の2試合では途中出場。ESPN電子版によると、アンドノフスキ監督は「ラベルの登場が試合を変えた」と語っていた。しかし1次リーグ最終戦で先発し、2枚目のイエローカードをもらったため、スウェーデン戦に出場できなくなった。

アンドノフスキ監督はサバンナ・デメロとアシュリー・サンチェスが攻撃的MFの役割を担うことができると語ったが、誰がラベルの代わりに出場するかは明言せず、「我々のゲームプランに何がベストフィットするか見極める必要がある」とだけ述べた。

指揮官は「ローズは偉大な選手であり、世界最高の選手の一人である。と同時に、我々にはこのような瞬間のためにここにいて、代わりに活躍する準備ができている素晴らしい選手たちがいる」と強調していた。