サッカープレミアリーグのトットナムが、イングランド代表FWハリー・ケーン(30)獲得に向けたバイエルン・ミュンヘンからの1億ユーロ(約150億円)超のオファーを受け入れた。複数の海外メディアが報じた。
ケーンは今後、トットナムを去るのか、それとも契約最終年をまっとうするのかを決めることになる。
バイエルン側は、トットナムのダニエル・レヴィ会長に対し、最新のオファーに返答する期限を4日深夜に設定。それを過ぎれば交渉から手を引くと脅しをかけていた。
その後、トットナム側は7日まで待ってそのオファーを拒否。だが交渉から手を引くと言っていたBミュンへンは最終オファーを提示した。
トットナムがこのオファーを受け入れたのは、ケーンが24年6月に満了となる週給20万ポンド(約3740万円)の契約を延長する意思を見せなかったからだ。
イングランド代表の主将を務めるケーンはプレミアリーグで213ゴールを決め、アラン・シアラーの持つ最多260ゴールを超えようとしている。だが世界トップクラスのストライカーとしての地位を確立しているにもかかわらず、クラブでも代表でもトロフィーを手にしたことがない。
関係者がESPNに語ったところによると、ケーンはポステコグルー新監督がトットナムで実践しようとしている攻撃的なサッカーを楽しんでおり、先週末のシャフタル・ドネツク戦(5-1で勝利)では4得点を挙げるなど、プレシーズンにフル参加している。
しかし、Bミュンへンは11季連続でブンデスリーガのタイトルを獲得し、6度欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制覇している。最後にCLを制した20年の1次リーグではトットナムを7-2で粉砕した。これらのことを考えれば、バイエルン移籍は魅力的に映るはずだ。
トットナムは13日のプレミアリーグ開幕戦でブレントフォードと対戦する。ケーンは開幕戦までには自身の去就が決まることを望んでいる。
ドイツでは先月、ケーンの妻ケイティ・グッドランドさんがミュンヘンで家を見ているところを目撃されたとの報道があり、移籍の可能性をめぐる臆測をあおっていた。

