トットナムのブラジル代表FWリシャルリソン(26)が、チーム2年目の今季は大きく成長する自信があると語り、「(これまでの)不調の原因はピッチ外での激動の時期にあったが、嵐は去った」と説明した。
リシャルリソンは1-0で勝利した12日のペルー戦に先発。イングランドに戻った後は「より強くなる」ために心理学者の力を借りると話した。
リシャルリソンはブラジル地元メディア「Globo」の取材に対し、「この5カ月間、グラウンドの外では激動の時を過ごした」
「僕のお金にしか目がなかった人たちは僕から離れていった。これで物事は良い方向へ流れ始めるだろう。トットナムで良いプレーをして、また活躍できると確信している。クラブに集中し続けるつもりだ。嵐は去った」などと話した。
リシャルリソンは今季トットナムでプレミアリーグ4試合に出場し、まだゴールを決めていない。
ブラジル代表が5-1でボリビアに勝利した9月8日の試合では、交代させられた後、ベンチで泣いた。リシャルリソンは「あれは僕のプレーが悪かったからではない。プレーは悪くなかった。それよりもピッチ外で起きていたことに感情が爆発してしまったんだ」
「イングランドに戻り、心理学者の助けを借りて、自分の心を鍛えるつもりだ。もっと強くなって戻ってくる。次の(ブラジル代表)メンバーに入ると信じているし、そのために努力する」などと説明した。
トットナムは16日にシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎え、24日にはアウェーでアーセナルと対戦する。