サッカー専門誌フランス・フットボールが選定する2022-23年の最優秀選手賞「バロンドール」の表彰式が30日、パリで開かれ、36歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が受賞した。

昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で母国を36年ぶりの優勝に導いたメッシは単独最多を更新する8度目の受賞。マンチェスター・シティーで欧州チャンピオンズリーグ(CL)など主要3冠の立役者となったノルウェー代表FWハーランドを抑えた。

最優秀ストライカーに贈られる「ゲルト・ミュラー賞」は22-23年に公式戦56得点のハーランドが獲得。21歳以下の最優秀選手「コパ賞」は20歳のイングランド代表MFベリンガム(レアル・マドリード)が受賞した。

女子の最優秀選手はバルセロナで欧州CLを制し、スペイン代表のW杯優勝に貢献して大会最優秀選手に輝いたMFボンマティが選ばれた。