マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表DFラファエル・バラン(30)に今冬、レアル・マドリード復帰の可能性があるとスペイン紙アスが23日に報じた。
Rマドリードは現在、ミリトンとアラバが前十字靭帯断裂の重傷を負ったことで新たなCB探しに動いており、ゼニト(ロシア)のブラジル代表DFホベルチ・ヘナンを今冬の移籍市場で獲得候補の1人に挙げている。そんな中、さらにバランにも注目しているとのことだ。
バランは現在、マンUで出場機会が減っており、退団を希望しているとのこと。さらにマドリードにまだ自宅が残っており、そこで家族と一緒に休暇を過ごしているため、Rマドリードからオファーが届いた場合、首を縦に振る可能性が高いと同紙は伝えている。またアンチェロッティ監督もバランの加入を歓迎しているとのことだ。
バランは11-12年シーズンにランスからRマドリードに加入し、20-21年シーズンまで10季所属した。その間、守備の主力として活躍し、欧州チャンピオンズリーグ4回の優勝を含む、計18タイトルを獲得している。
21年夏、マンUに移籍金4000万ユーロ(約62億円)プラス出来高1000万ユーロ(約15億5000万円)で加入し、25年6月30日までの4年契約を結んでいた。しかし最後の1年間はオプションであるため、両者が合意しない場合、今季終了後にフリーで退団できるようになっているという。
これによりマンUは、バランを無料で放出しないためには今冬の移籍市場での売却が必須となるが、契約が半年を切るため、Rマドリードは売却した時の金額を考えると、かなり安価で買い戻せることになる。
バイエルン・ミュンヘンもバランを狙っており、今冬の移籍市場で1000万ユーロ(約15億5000万円)から2000万ユーロ(約31億円)のオファーを準備しているとのこと。RマドリードはマンUとの関係が良好であり、あらゆる面で有利には見えるが、今後の動向を追う必要があるだろう。(高橋智行通信員)

