デンマーク1部ミッテランは27日、スウェーデン代表MFクリストファー・オルソン(28)が緊急入院していると発表した。今月20日に自宅で倒れ、意識不明の状態でオーフス大学病院に救急搬送され、現在は人工呼吸器を装着しているという。

メンバー外が続いていたため「最近欠場している理由についてのうわさや臆測が広まっていることから、この発表を私たちは一般に公表せざるを得ないと感じている」として、クラブ公式サイトで明らかにした。

「脳に関する急性の病に苦しんでいる」とした上で「自傷行為や外的要因によるものでもない」と断言。「現在、デンマークの一流の医療専門家チームが、診断と適切な治療の開始に向けて懸命に取り組んでいる」と続け「クラブは、クリストファー選手の突然の病気に深く心を痛めており、彼とご家族を心から応援しています」と祈った。

スウェーデンのノーショーピング出身。国内クラブから11年にアーセナルへ加入した。14年にミッテランへ期限付き移籍した後、翌15年に完全移籍。ロシアのクラスノダールやベルギーのアンデルレヒトを渡り歩いた後、再びミッテランへ23年から完全移籍で復帰していた。

スウェーデン代表としては15年のU-21欧州選手権で優勝。A代表としても国際Aマッチ47試合に出場している。