ユベントス(イタリア)が後半アディショナルタイムに2ゴールを挙げ、ホームで強豪ドルトムント(ドイツ)相手に4-4の引き分けに持ち込んだ。

前半は0-0と静かだった。しかし後半は一転して壮絶なゴール合戦が展開された。

ドルトムントに先手を取られた。後半7分、MFアデイエミがエリア外中央から地をはう左足の強シュートを決められた。

ユベントスは20歳の若きエース、MFユルディズが見せた。後半18分、左サイドからかつてのデルピエロを彷彿させる右足のコントロールシュートをゴール右上に鮮やかに決めた。GKコベルが懸命にセーブを試みたが、巻いて上から落とし込む芸術的な一撃だった。

その直後の後半20分、ドルトムントにリードを許す。アデイエミがゴール前で粘られ、落としたボールをMFヌメチャに右足でゴールを奪われた。

しかし3分後の後半23分、エリア内でパスを受けた途中出場のFWブラホビッチが右足でゴールを挙げ、すぐさま2-2のタイに戻した。

ここからドルトムントの攻勢にさらされた。後半29分にデュエルの攻防から右DFコウトに持ち込まれ、右足でゴールを決められて2-3となった。

後半35分にユルディズの強烈なシュートがGKコベルのビッグセーブに阻まれると、また流れはドルトムントへ。同38分にFWギラシのシュートに対し、滑り込んでブロックに入ったDFケリーの手に当たった。VARチェックを経て同41分にPKをDFベンセバイニに左足で決められて2-4。2点差となり、万事休すかと思われた。

しかしユベントスは不屈だった。アディショナルタイムの後半49分、右からMFテュラムが送ったクロスボールをブラホビッチが左足で押し込み1点差とした。

そして後半51分、ブラホビッチが右からクロスボールを送ると、ゴール前に残っていたケリーが頭で押し込んだ。ハンドでPKを与えた男が自らのゴールで追いついた。

途中出場から2得点1アシストしたブラホビッチがマッチMVPに輝いている。