2019-20年シーズン以来、7度目の欧州制覇を目指すバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は、ホームで最多15度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)に4-3で競り勝ち、2戦合計6-4で2大会ぶりに4強入りした。準決勝で前回王者パリ・サンジェルマン(フランス)と対戦する。

前半は点の取り合いとなった。先制したのはRマドリード。開始わずか34秒、トルコ代表MFギュレルがGKノイアーのパスミスをそのまま敵陣中央やや左から左足ダイレクトで狙い、ネットを揺らした。21歳のギュレルは欧州CL初ゴールとなった。

前半6分、Bミュンヘンが同点。こちらも21歳のMFパブロビッチが左CKを頭で押し込み、2戦合計では3-2とリードした。だが、29分にRマドリードは再びギュレルが鮮やかなFK弾。ゴールまで約25メートルの位置から左足で狙い、ボールはGKノイアーの左手をはじいてゴール右上隅に吸い込まれた。

その後は両チームのエースがそれぞれゴール。38分、BミュンヘンはFWケーンが攻め上がったDFウパメカノの縦パスを受け、右足でゴール右隅へ。Rマドリードは42分、FWエムバペが左サイドを突破したFWビニシウスの折り返しを右足ワンタッチで押し込んだ。ケーンは今大会12点目。エムバペは得点ランキング首位の15点目とした。

まさにシーソーゲーム。Rマドリードが3-2としたが、2戦合計スコア4-4で前半を終えた。

後半は40分までスコアが動かなかったものの、41分にRマドリードは後半16分から出場したMFカマビンガが2枚目の警告で退場。数的優位に立ったBミュンヘンはその3分後にFWルイス・ディアスがゴールを決め、試合終了間際にもMFオリセがダメ押し点を決めて競り勝った。

BミュンヘンのMFキミヒは試合後のDAZNのインタビューで「たくさんのドラマがあった。思い通りに試合を進められなかったけど、試合が進むにつれて我々が優位に立っていると感じていた」と勝利を喜んだ。