バルセロナは23日、オランダ代表MFデ・ヨング(29)が右膝内側側副靱帯(じんたい)断裂のけがを負ったと発表した。
スペイン紙アスによると、先月の29日に行われたワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝トーナメント1回戦モロッコ戦で、デ・ヨングがけがをしていたにもかかわらず痛み止めの注射を打ち、110分間出場したことで、バルセロナはオランダ代表に大きな不満を持っているという。
負傷していることを知りながら延長戦まで起用したオランダ代表のクーマン監督、そのことを何の配慮もなく許可したメディカルスタッフ、大きなリスクがあるにもかかわらず出場を拒否しなかった選手自身に明らかな過失があったと考えているとのことだ。
また、バルセロナはオランダ代表から事前報告なく、デ・ヨングがスペインに戻り、今月の13日に検査を受けた際に初めて知ったという。
そして24日に新たな検査を行った結果、右膝内側側副靱帯断裂と診断された。クラブは今後数週間、回復状況を見守ると伝えているが、同紙によると手術を受けるのはほぼ確実で、回復に5~6カ月かかるため、来年まで復帰できない見込みであるとのことだ。
バルセロナは今回の件で、国際サッカー連盟(FIFA)からの補償金が300万ユーロ(約7億4000万円)に達する可能性があるという。
また同紙は、デ・ヨングの長期離脱はフリック監督にとって痛手になるものの、守備的MFはガビ、ベルナル、エリック・ガルシア、クリステンセンなどで十分カバーされていると伝えている。(高橋智行通信員)

