コンフェデレーションズ杯決勝ブラジル-スペイン戦が30日(日本時間7月1日)、リオデジャネイロのマラカナン競技場で行われる。

 疲労を言い訳にはしない-。スペインのデルボスケ監督(62)は断言した。準決勝イタリア戦は延長を含む、120分間を戦い抜き、PK戦で辛勝。さらにブラジルより試合間隔が1日短い中2日という過密日程を強いられるが「疲労という言い訳を探さない。準決勝と決勝は別の試合。準決勝終了から決勝まで72時間ある」と言い切った。

 厳しい状況に変わりはない。MFセスク、FWソルダドらは故障を抱え、決勝でプレーできるかも微妙だ。完全アウェーの舞台で、疲労の差は歴然としている。それでも、10年W杯南アフリカ大会、12年欧州選手権を制し、公式戦29戦不敗という「無敵艦隊」はとどまるところを知らない。