日本代表DF渡辺剛(29=フェイエノールト)がオランダ誌にW杯優勝宣言した。オランダのサッカー専門誌「フットボール・インターナショナル」で現地ジャーナリストのマルティン・クラッベンダムのインタビューを受けた。

渡辺はプレミアリーグ所属選手を8人も擁するオランダについて「グループの中で間違いなく最強の相手」と警戒。一方で「最高の選手をそろえた国が自動的に世界王者になるわけではない」と対抗心を示した。

対策は十分だ。「徹底的に分析してきた。アタッカー陣を止めることが僕の任務になります。それがどうなるか、そして自分がそのレベルに対応できるのかどうか楽しみです。このような舞台でプレーしたことは一度もありません。ものすごい挑戦ですし、本当に楽しみにしています」と続けた。

日本独自の強みも吐露した。

「僕たちのチームは、個々の力の総和以上です。真の“スーパースター”はいません。僕たちの強みは、チーム内の団結、規律、そして明確さにあります。誰もが自分の役割を理解しています。自分たちがどうプレーしたいかを正確に分かっています。さらに、多くの選手が何年も一緒にプレーしてきたため、お互いの長所と短所を熟知しているのです」

日本人は謙虚で自己主張もあまりしないといわれてきたが、今の日本代表は違うという。だれもが「優勝の目標」を公言する。これについて渡辺は解説する。

「目標をできるだけ高く設定し、それを達成するために猛烈に努力する。ただ、昔はリスペクトの念から、それを胸の内に秘めておく方を好みました。今は違います。僕たちはチームとして大きく成長し、それによって自信も深まりました」

オランダリーグ所属の渡辺の注目度は日に日に高まっている。