【ダラス(米国)13日(日本時間14日)=永田淳】FIFAワールドカップ(W杯)の1次リーグ初戦オランダ戦を14日(同15日)に控え、日本代表が前日練習を行った。

ダラス市内の大学施設で行ったトレーニングでは、MF遠藤航(33=リバプール)に代わって追加招集されたFW町野修斗(26=ボルシアMG)が初参加。2大会連続で追加招集となった大舞台への意欲を語った。

まず「皆さんと一丸となって戦える大会にしたいので、ぜひお願いします」とあいさつした町野は、追加招集時の状況を説明した。

「関東にたまたまいて、パスポートも持ってましたし、本当にいいタイミングで声をかけていただいた。その何時間後ですかね、10時ぐらいに電話が来て、17時にはもう乗れていた。ただトランジットで欠航が相次いで、結果、38時間から40時間ぐらいかかってしまったんですけど、無事合流できて良かったです」

緊急招集とはなったが、可能性を信じて常にパスポートを持って動いていたことが、素早い移動につながったとも明かした。

過去初めてとなる2大会連続追加招集となったが、一度メンバーに入らなかった時は苦しい時間を過ごした。「(メンバーを)外れて、メンタル的に難しい状況の時もありましたけど、次に向かうしかないっていう考えもあった。ただ、W杯の情報を目にするたびに悔しさっていうのは常に感情としてあった」とその悔しさを振り返った。町野がいないW杯は見たくないという家族もいたといい「それを考えるとうれしい気持ちはある」と話した。

2大会連続のW杯にはなるが、前回の22年カタール大会では出場機会を得られなかった。それだけに今回ピッチに立ち、4年間の積み上げを示す場とする思いは強い。「前回大会、悔しい思いをチームとしても個人としてもしてるので、戻ってこられたっていうのは一番あるし、ピッチの上で僕が招集された意味を示すだけかなと思う。頑張りたい」。合流したばかりで初戦を迎えることになるが、しっかり準備はできている。