【ダラス(米国)13日(日本時間14日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ(W杯)の1次リーグ初戦オランダ戦を14日(同15日)に控え、日本代表が前日練習を行った。DF長友佑都(39=FC東京)が、過去4大会の経験を還元する意欲を見せた。
前日夜、選手ミーティングが行われた。サポートプレーヤーのDF吉田麻也、メンターのMF南野拓実らとともに、仲間に語りかけた。「ここまで来たら最後はメンタル、気持ちの部分だと。感じたことのないプレッシャーがW杯にある。その重圧をネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるか。積極的にみんなにプレーして欲しいし、自分自身もプレーしたいから強い気持ちで行くぞということは伝えた」と明かした。
自身は日本史上初の5大会連続メンバー入りを果たした。一方で、今回は半分の13人が初出場。経験の浅いメンバーもいる。「みんなこれが最後になるかもしれないよ、と。若いから次があるとか、そんな甘くない。これを最後だと思って戦わなきゃいけない」と伝えた。「人生の中でこれだけ熱狂できて、これだけ熱くなれるものはなかなかない、これから先も。かみ締めて、誇りを持って戦う。正面突破ですよ。正面突破で、突っ込んでいくだけ」と自身にも言い聞かせた。
2日前には、主将の遠藤航(33=リバプール)が負傷で電撃離脱。チームに与えた衝撃は決して小さくない。それでも「一つになった感がある。航の件でみんなショックを受けてたが、それでも前を向こうとするみんなのエネルギーだったり、昨日話したことによって一丸となれた、みんなの心がつながったような気がした。自分も過去4大会の経験もあるので、間違いなくこれは一致団結したな、と思う」と自信を示した。
公開された冒頭15分の練習では、ボール回しで声を出して盛り上げ、選手からは笑顔も見えた。雰囲気は「全然違っていた」と振り返った。
初戦のオランダ戦に臨む。22年大会はベスト16に終わっており「カタールで悔しい思いをして、ここまでふつふとと沸き上がる思いでやってきた。苦しいこともあったが、乗り越えて今があるので、それを全てぶつけるだけ」と意気込んだ。


