2連覇を狙うアルゼンチン(FIFAランキング1位)の絶対エース、前回大会MVPのFWリオネル・メッシ(38=インテル・マイアミ)が初戦でハットトリックを決め、W杯の得点ランランキングで歴代1位ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の16点に並んだ。
23回目を数える大会で、ハットは通算51人目(通算55回目)。メッシにとっては、意外にもW杯では初の達成となった。史上最年長で、今大会では第1号だ。
史上初6度目で、最多27試合目のW杯出場を果たしたアルジェリア(同28位)戦。代表通算200試合目の節目も迎えたメッシは前半17分、ペナルティーアークから豪快な左足シュートを突き刺した。後半も15分の右足と31分の左足で加点し、お役御免で途中交代。ハット発進に場内は「メッシ! メッシ! メッシ!」の大声援に包まれた。
国際Aマッチ200試合目で驚異の120点目。W杯では通算得点27試合で16点となった。前の試合で14点に伸ばしていた元チームメート、フランスのFWキリアン・エムバペを抜き返し、今大会で39歳を迎えるレジェンドが、まだまだ主役は譲らないアピールをした。
試合前には米ニューヨークの観光名所タイムズスクエアで両国サポーターにより衝突も起きたが、試合では格の違いを見せつけた形になった。
メッシは18歳だった06年ドイツ大会で初出場し、初得点もマーク。前回22年のカタール大会では全7試合にフル出場して計7得点を挙げて、母国を36年ぶりの優勝に導き大会最優秀選手に選ばれた。今大会はイタリア、ブラジル以来3チーム目の連覇が懸かる。
輝き倒したド派手な発進は、話題も満載。アルジェリアのGKはW杯デビューのルカ・ジダン(28=グラナダ)。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏の次男だったが、メッシが役者の違いを示す活躍を見せた。
今後のアルゼンチンはオーストリアと22日、ヨルダンと27日に対戦する。
◆W杯通算得点記録5傑
1位 16点 クローゼ(ドイツ)
1位 16点 メッシ(アルゼンチン)
2位 15点 ロナウド(ブラジル)
4位 14点 G・ミュラー(西ドイツ)
4位 14点 エムバペ(フランス)
◆メッシのW杯ゴール
06年ドイツ大会=1得点
10年南アフリカ大会=0得点
14年ブラジル大会=4得点
18年ロシア大会=1得点
22年カタール大会=7得点
26年北中米大会=現在3得点


