韓国(FIFAランキング25位)の2大会ぶり1次リーグ敗退が確定し、批判と中傷の嵐が収まる気配を見せない。英雄だったはずの洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(57)に殺害予告、李在明大統領による「無能な指揮官」とのX痛烈批判に、異例の帰国式典なし、コンビニ出入り禁止など苛烈を極めている。その中で新たな火種も浮上した。

今度は国営放送のKBSが、洪監督の記者会見映像にモザイクを施した動画が出回った。Xで「韓国メディアも異例の対応」「韓国のニュースで監督にモザイク入れて放送したらしいですよ…」と拡散され、収拾がつかなくなっている。

「もはや犯罪者扱い超えて『存在抹消』レベルじゃん」「ほんと陰湿な国だな」など、やりすぎを指摘する投稿も増えていたが、いくら何でも、日本のNHKに当たる報道番組ではあり得ない対応。調べると、やはり動画はフェイクで元映像に悪意を持って、しかし低い質でモザイクをかけたものだった。

その後は「韓国の監督のモザイク処理動画はニセモノでした。間違えてしまってごめんなさい」「左上テロップの上からモザイクかかってるからこれは確実にデマだけど」と指摘するポストも増えたが、まだまだ本物と信じてしまっているユーザーがあふれている。注意が必要だ。

韓国はA組で1勝2敗の3位。第3戦の初日に登場し、格下の南アフリカに0-1で敗れて組2位から3位に転落した。それから5組連続で抜かれるなど前日26日(日本時間27日)までにデッドラインの3位8番手(暫定)まで転がり落ちていたが、最終節のこの日、L組でクロアチアがガーナに2-1で勝ったため8番手が確定。リーチがかかった。

絶体絶命の中、続くK組のコンゴもウズベキスタンに3-1で逆転勝ちを収めた。旧ザイール以来52年ぶりの決勝トーナメント進出を決めたことで、残り1組の段階で韓国が当落線上から落ち、敗退が決まった。

最終的には34位相当となる3位チームの10番手で「歴史上最悪」という終戦を迎えていた。