[ 2014年2月19日8時47分
紙面から ]<フィギュアスケート女子シングル展望>
浅田真央(23=中京大)がジャンプを跳べるか、跳べないか。跳べたときは浅田が金メダルを手にするとみる。浅田、金、リプニツカヤを中心とした戦いになる。
3人の基礎点(ジャンプ、ステップ、スピンなどの要素点)を見ると、SPとフリーの合計では順に103・85点、92・15点、94・34点(スピン、ステップで最高難度を獲得した場合)。2本のトリプルアクセル、フリーに連続3回転を組み込む浅田が他2選手をリード。
得点はこれに要素ごとの出来栄え点が加わる。金の強みはここにある。バンクーバー五輪で浅田との勝負を分けたのも出来栄え点。今回の構図は基礎点で浅田、出来栄え点で金で、ともに完璧な演技をすれば合計で220点を超える争いになるだろう。リプニツカヤは団体戦での合計214・41がベストに近い。勢い、地元の利はあるが3人とも好演技を前提にすれば、3番手。
残るはハイレベルな2人の戦い。今季主要な国際大会に出ていない金の出来は未知数だが、1つのミスが命取りになる。「自分との戦い」に打ち勝った浅田が3回転半を2本そろえれば、勝機は十分にある。【阿部健吾】



