男子100メートル決勝は世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒79で2大会連続3度目の優勝を果たした。ジャスティン・ガトリン(米国)が9秒80で2位だった。

 ボルトは男子のカール・ルイスとマイケル・ジョンソン、女子のアリソン・フェリックス(以上米国)を抜き、大会単独最多となる通算9個目の金メダル獲得となった。

 男子20キロ競歩は世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)が11キロ付近で途中棄権した。藤沢勇(ALSOK)は13位、高橋英輝(富士通)は47位に終わり、日本勢は3大会連続の8位入賞はならなかった。ミゲルアンヘル・ロペス(スペイン)が初優勝した。

 女子100メートル予選では福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒23で7組3着となり、2大会ぶりに準決勝に進んだ。

 男子400メートル障害準決勝で松下祐樹(チームミズノ)は51秒10の3組8着、同400メートル予選の金丸祐三(大塚製薬)は45秒65の3組6着でともに落選した。