青学大が10時間53分25秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。1区から一度もトップを譲らない優勝は第53回大会の日体大以来、39年ぶりの快挙。復路も5時間27分30秒で昨年に続く2度目の制覇となった。

 全日本大学駅伝王者の東洋大が7分11秒差で2位になり、8年ぶりの頂点を狙った駒大は3位だった。早大が4位、東海大が5位に入った。1区区間賞で、優勝への流れをつくった青学大4年の久保田和真が最優秀選手に選ばれた。

 6位以下は順大、日体大、山梨学院大、中央学院大が続き、10位の帝京大までが来年のシード権を獲得した。日大は11位、明大は14位、中大は15位に終わり、初出場の東京国際大は17位だった。

 青学大は往路2位の東洋大に3分4秒差で復路をスタート。6区以降も積極的に飛ばしてリードを広げ、7区の小椋裕介、8区の下田裕太、10区の渡辺利典が区間賞を奪って圧勝した。