資生堂の新戦力でリオデジャネイロ五輪1万メートル代表の高島由香(28)が、主力が集まる3区(10・9キロ)で3年連続の区間賞を獲得した。

 トップを争った福士(ワコール)を7キロすぎにペースアップして置き去りに。自身が持つ区間記録には3秒及ばなかったが「今の力は出せた」と及第点をつけた。

 デンソーを3月に退社し、6月に資生堂入り。チームが目標としたシード権獲得を引き寄せた。「予選会では足を引っ張った。今回はチームに貢献したかったし、ちょっとはできた」とうなずいた。