男子は39度目の出場だった倉敷(岡山)が2時間2分34秒で初優勝を果たした。

 倉敷が2年前に53位に沈んだ経験を持つ3年生が軸となり、悲願の初優勝だ。1区5位から着実に順位を上げて、2位で4区前田にタスキが渡った。前田は一気に先頭に立ち、区間賞の快走で2位以下を大きく引き離した。「後半の選手たちを少しでも楽にしたかった」。39度目での初優勝には「先輩たちが39回タスキをつないでくれた。伝統と支えてくれた人たちのおかげ」と感謝した。