1区(大手町~鶴見=21・3キロ)は東洋大・服部弾馬(4年=豊川)が区間賞を取った。

 大混戦だった。服部は4・7キロ付近でいったんペースアップし抜け出したが、7キロすぎで後続集団に追いつかれた。そのまま集団走が続いたが、服部は20キロすぎで再びラストスパート。東海大のルーキー鬼塚、青学大・梶谷らとの激しい競り合いを制し、1時間3分56秒のトップで2区の山本修へタスキをつないだ。

 服部は「ラストスパート合戦は自分の得意なレース展開でした。最初のペースが遅すぎて、最初に(ペースアップで)吹っ切れなかった。六郷橋付近でしっかり周りの選手を見ながら、ラスト1キロで仕掛けられた。ここまで監督を信頼してやってきました。3。4、5区と4年生がしっかり走ってくれると思います」