青学大が11時間4分10秒のタイムで総合3連覇を飾り、史上初めて大学駅伝3冠&箱根3連覇に輝いた。

 前日の往路を5時間33分45秒で制し、2位の早大に33秒差で復路をスタート。6区の小野田勇次(2年=豊川)が快調に飛ばしてリードを広げたが、7区の田村和希(3年=西京)が体調不良からブレーキ。それでも8区の下田裕太(3年=加藤学園)が昨年に続く区間賞で貯金をつくると、9区の池田生成(4年=佐久長聖)、10区の安藤悠哉(4年=豊川工)が危なげなくトップを守った。

 記録ずくめの優勝となった。大会3連覇は史上6校目、大学駅伝3冠は史上4校目。往路、復路を制しての総合3連覇は1937年(昭12)の日大以来80年ぶり、2校目の快挙となった。