3日に行われた第93回東京箱根間往復大学駅伝の復路で、10区を走っていた神奈川大の選手が東京都千代田区の交差点でワゴン車にはねられそうになった問題で、大会を主催する関東学生陸上競技連盟は5日、「今後このようなことが起こらないよう、警視庁と協力し、再発防止に努める」とのコメントを発表した。

 警視庁や同連盟によると、選手が交差点を通過する際に、左から進入してきた車と接触しそうになった。選手がスピードを緩めて車を避けたため、けがはなかった。交差点では選手の通過に合わせて警察官が断続的に車両の通行を規制していたが、規制のタイミングが遅れたという。神奈川大は5位でゴールした。