男子100メートルで打倒ボルトを狙う実力者も順当に予選を突破した。昨年のリオデジャネイロ五輪銀メダルのガトリン(米国)は10秒05の5組1着。ドーピングの違反歴があるためブーイングを浴びたが「観客は気にせず、自分のレースに集中するだけ。ボルトも良さそうだね」と余裕の表情だった。

 6月に今季世界最高の9秒82をマークしたコールマン(米国)は10秒01、2011年世界選手権金メダルのブレーク(ジャマイカ)は10秒13で準決勝に進んだ。