ロンドンで開催されている陸上の世界選手権について日本陸連の伊東浩司強化委員長(47)が9日、ロンドン市内で大会6日目までを総括した。

 「参加標準記録を複数回突破している選手は準決勝に進んだり、それに近い成績。1回だけの選手は参加というレベルに至っているのかな」と振り返った。東京五輪へ向けては現状を不安視した上で、国際舞台の経験を重要視。まだ終えて入賞がない状況だが「選手はすごく頑張っている。選手が会場で感じたものが次につながると思う」と話した。