男子400メートルリレーで日本が世界選手権初の銅メダルを獲得した。

 飯塚翔太(26)はリオ五輪と同様、2走でメダル獲得に貢献した。「前だけを見て走った。うれしい。それだけ」と喜んだ。決勝前に1走の多田に受け手が始動するタイミングを示すマークまでの距離を実際より長く伝えていたという。21歳の新鋭が最後まで思い切りよく走れることを期待した配慮で「1走がいい位置で来ると、いけるぞという気持ちになる」。策は勝負どころで奏功した。