1月1日にTBS系で放送された「第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」(午前8時50分から317分間)が平均視聴率12・4%を記録したことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 旭化成が4時間52分18秒で2年連続23度目の優勝を果たした白熱のレース。

 1区茂木圭次郎は9位スタートし、2区に起用したチーム初の外国人アブラハム・キプヤティチが8人抜きでトップに立ち、3区市田孝も区間1位でリードを広げる展開だった。4区では大六野秀畝がホンダの設楽悠太に0秒差まで迫られたが、5区の村山謙太、6区の市田宏が区間賞の走りで再び突き放すと、7区鎧坂哲哉も危なげなく逃げ切った。

 ニューイヤー駅伝は1957年から始まった実業団駅伝日本一を決定する大会で、群馬県庁をスタート、フィニッシュとする7区間、100キロで争われた。日本の長距離トップランナーが顔を揃える大会で、東日本、中部、北陸、関西、中国、九州の各地区の予選を勝ち上がった37チームが参加した。