青学大の逆転優勝が有力になった。復路の青学大には他校を上回る実力者がそろう。6区の山下りのスペシャリスト小野田は「1分半差なら逆転できる」と絶対的な自信を持つ。36秒差なら、6区での逆転は難しくない。8区には2年前の東京マラソンで10代の日本最高タイムを出したエース下田がメンバー変更で投入される予定。原監督の狙い通り、8区で勝負が決まる可能性もある。

 往路優勝の東洋大には勢いがある。6区で耐えることが、完全優勝のポイントになる。3位早大は往路重視のメンバー構成で、逆転は厳しい。