2020年東京五輪代表選手選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権をかけた大会で、一般参加の中村匠吾が2時間10分51秒で日本人最高の7位に入りMGC出場権を獲得した。 びわ湖毎日マラソンのMGC出場条件である日本人選手3位以内で2時間11分以内、4~6位なら2時間10分以内という条件をクリアした。

 マチャリア・ディラングが2時間7分53秒で初優勝した。

 2月25日の東京マラソンでは設楽悠太が日本記録を16年ぶりに更新するなど上位10傑中3人は今季誕生。マラソンは新時代を迎えている。

 ◆グランドチャンピオンシップ(GC) 2019年9月以降に開催予定の20年東京五輪マラソン代表選考会の名称。GCで男女各2人を選ぶ。17年夏から19年春までに行われる国内指定大会「GCシリーズ」で、日本陸連が各大会に定めた順位とタイムの条件を満たした選手はGC出場権を獲得する。男子は北海道、福岡国際、別府大分毎日、東京、びわ湖毎日がGCシリーズに指定されている。