男女上位2人が20年東京オリンピック(五輪)のマラソン代表に内定する「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(15日)の出場全40選手による会見が13日、都内で開かれた。

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女子で2時間22分23秒の自己記録を持つ松田瑞生(24=ダイハツ)は金色ネイルで挑む。金色の指輪も身に着け「優勝をイメージして。ゴールドが好き。シルバーはいらない」と優勝宣言をした。この日は違ったが、本番では金色のピアスも装着するという。直前の米フラッグスタッフ高地合宿では笑顔を絶やさないことも意識し、最終調整に取り組んだ。「やるべきことはやった。レースは流れに任せるだけ」。2連覇中だった日本選手権1万メートルで今年は10位に沈むなど苦しんだ時期もあったが、持ち味の明るさが戻っていた。