女子は青森山田(青森1位)が1時間11分6秒で3年連続10度目の優勝を決めた。

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女子の青森山田は11~13年に続く2度目の3連覇を達成した。1区布施日女花(3年)が区間賞獲得。「予定どおりにラスト1キロの上りでスパートしました。タイムよりも、まず区間賞。1番でタスキを渡すことを考えました。いい流れをつくることができた」とエースの務めを果たした。昨年の都大路はレース直前に痛めていた左足首が悪化。痛み止めの注射を打って強行出場したが、1区55位に沈み、チームも38位にとどまった。布施は「8位入賞が目標なので、このまま1区で先頭の背中が見える位置でタスキをつなぎたい」と全国でも雪辱を誓った。

3区で3位まで後退したが、4区加藤玲那主将(3年)が区間2位で追い上げ、5区のケニア人留学生エリザベス・ジェリー(3年)の逆転につなげた。右ひざ故障で県大会を欠場した加藤主将(3年)は「優勝は狙っていました。これからもっと練習して(調子を)上げていきたい」と、昨年の4区に続く2年連続の都大路に照準を合わせた。