東洋大陸上部男子長距離部門の酒井俊幸監督は、新型コロナウイルス感染拡大について、「(大会中止によって)予定していた試合に出られなかったり、合宿も自粛したり、例年より授業開始が遅れたりと、通常とは異なるスケジュールになる」。

選手が受ける影響は大きいが、大学駅伝界の名指揮官は、「発想の転換が必要」と説く。「真摯(しんし)に競技や自分と向き合い、チーム作りをもう1度見直せる時間になる。この時期をどう捉えるかで、今後が変わってくる。選手たちにはそう伝えている」と話した。