大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月11日)の中止が検討されていることが明らかになったことを受け、青学大の原晋監督(53)が22日、ツイッターを更新した。今の思いを記した。

「出雲駅伝中止検討?! 毎年出雲に入るたびに『おかえり』と温かく迎えて頂く三大駅伝初戦。昨年度アンカー決戦で敗れ項垂れている時、多くの出雲市民の皆様から感動有難う!いつも生きる勇気頂いてるよ…と。選手は規則正しい生活をし日々練習に励んでいる。コロナ感染者も。なんとか開催実現を!」(原文まま)。

青学大はコロナ禍で、多くの大学、スポーツ施設、寮が閉鎖になる中、3密を避ける徹底した対策を施し、寮生活を貫いた。部員たちは高い意識を持ち、「全員で乗り切る」という姿勢で、日々の生活を送っている。免疫の低下を防ぐため、練習量はやや少なくするなど調整もしている。インフルエンザも含め、過去に寮で感染症が流行ったことはない。

青学大は出雲駅伝を過去4度優勝。小椋裕介、一色恭志らを擁した15年には2時間9分5秒の大会記録を樹立している。