陸上の九電工は2日、青学大黄金時代の礎を築いた久保田和真(27)の引退を発表した。10月31日付け。今後は社業に専念するという。

久保田は「4年半陸上競技部に在籍しましたが、駅伝に出場することが出来ず、チームに貢献出来なかったことを大変申し訳なく思っています。そんな中でも多くの方々に応援して頂けたことに対して、心より感謝しております。本当にありがとうございました」とコメントした。

1年時には出雲駅伝3区区間賞の快走で、チームを初優勝に導いた。3年時の箱根駅伝では1区区間2位で初制覇に貢献。4年時は大学3大大駅伝すべてで区間賞という圧巻の活躍だった。出雲駅伝3年ぶり2度目V、箱根連覇の立役者だった。ただ、九電工に入社後は故障に苦しんでいた。