2区で駒大の田沢廉(3年)が、歴代4位となる1時間6分13秒の区間賞を獲得した。

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20キロ過ぎには、大八木弘明監督から「相沢の記録を抜けるぞ!」などとゲキを受け、苦しい表情を見せながらラストスパート。2年前の20年大会で東洋大の相沢晃がマークした当時の区間記録で、日本人歴代最高の1時間5分57秒を意識しつつ、奮起した形となった(21年大会で東京国際大のケニア出身留学生ヴィンセント・イエゴンが1時間5分49秒で区間記録更新)。

駒大の2区区間賞は、ゲキを飛ばした大八木監督が86年大会で獲得して以来、36年ぶりだった。田沢も走り終えた後に「監督も走る前に『2区で区間賞を取ったんだぞ』ということを話していたので、それ以来でうれしいです」と、笑顔を見せながら話した。