女子100メートル障害で日本勢が初めて複数選手が準決勝に進出した。

日本選手権を制した福部真子(日本建設工業)が5組4着の12秒96で、日本記録保持者の青木益未(七十七銀行)が6組5着の13秒12で予選を通過した。

福部は「緊張は全くせずにいつも通りいけた。加速に乗ってバランスを崩し、抜き足が(ハードルに)当たってしまった。その悔しさを持って準決勝に挑める」と振り返った。高校時代はインターハイ3連覇。準決勝に進んだ世界ジュニア以来となる世界大会で、持ち味を十分に発揮した。

青木は前日の400メートルリレー予選からの出場で「若干疲れはあったけどいい刺激になった」と笑顔。準決勝に向けて「どこまで自分が競れるのか、次に可能性が見いだせるような準決勝にしたい」と意気込んだ。