女子は静岡県2位の浜松市立高が、昨年に続く東海大会3位に輝いた。

浜松市立高が東海大会で存在感を示した。1500メートル日本高校歴代2位の記録を持つ2年生エース・沢田結弥(ゆや)が、1区(6キロ)で区間賞を獲得。20分37秒。同大会の2年連続3位に貢献した。

「もう少しタイムを出したかったが、ひとまず区間賞が取れてよかった」と振り返った。県予選の1区ではオーバーペースで、残り300メートルを歩いて、たすきを渡し区間4位。「今日はしっかり走れた。来年は6キロをしっかり走れるよう、頑張っていきたい」と先を見据えた。2区(4キロ)のチームリーダー・宮田怜奈(れな、3年)は14分14秒で区間4位。「気持ちで負けていた気がした。悔しいけど、市立で学んだ経験を大切にして、上(大学)でも頑張りたい」と前を向いた。

杉井将彦監督(59)は「静岡代表として3位の結果が残せた。反省もあるが、今後につながる良い大会になった」と語った。

▼女子上位成績 (1)豊田大谷(愛知)1時間12分1秒(2)豊川(愛知)1時間13分7秒(3)浜松市立(静岡)1時間13分21秒(4)浜松工(静岡)1時間14分12秒(5)常葉大菊川(静岡)1時間14分14秒