大学3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮)が翌5日に行われるのを前に、愛知・名古屋市内で監督会見が行われ、青山学院大(青学大)・原晋監督が「名古屋大作戦」を発令した。
原監督は駅伝に臨むごとに作戦名を発表するのが恒例。この日も「恒例でございます。名古屋大作戦です!」と高らかに宣言した。全日本大学駅伝では序盤の1、2区が名古屋を走る区間となることを踏まえ「ここで駒大が先頭を走ると、いけいけどんどんと(レースが)決まってしまう局面になる。それをさせないよう、積極的にレースを展開できるように」と理由を説明した。
5年ぶり3度目の伊勢路制覇を目指す青学大は、今季初戦の出雲駅伝(10月9日)で5位。優勝した駒大に3分37秒差をつけられた。雪辱を期す全日本では「1つでも穴があると優勝できない」と断言。その上で「危険水域として30秒離されると優勝はない。30秒以内で進められるようにしたい」と思い描いた。
今年1月の箱根駅伝4区区間2位の太田蒼生(3年)、7区区間7位の佐藤一世(4年)、実力者の若林宏樹(3年)らは補員で登録しているが「3人は正選手に回す予定」と明かし、当日のメンバー変更を示唆。司会者から「どの区間に配置するのか」との旨の質問を受けると「これって競馬の予想と一緒で、スタート前に楽しむのが駅伝の面白さ」とし、具体的な区間配置の明言は避けた。
青学大は3日発表の区間エントリーで、出雲駅伝で2区区間賞の黒田朝日(2年)を2区、同4区区間賞の山内健登(4年)を5区に登録。5月の関東インカレ男子2部1500メートルを制した宇田川瞬矢(2年)を1区、同インカレ同部3000メートル障害優勝の小原響(4年)を4区に配置した。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時半までが期限となっている。
全日本大学駅伝は5日午前8時10分スタート。愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。史上初の2年連続3冠を狙う駒大、出雲2位の創価大、同3位で3年ぶりの全日本となる城西大などが出場する。

