青山学院大(青学大)が2年ぶり6度目の往路優勝を飾った。史上初の2季連続3冠を目指す駒澤大(駒大)を3区で逆転。4区の佐藤一世(4年)が駒大との差を4秒から1分27秒まで広げ、22年5区で区間3位の若林宏樹(3年)が1時間9分32秒の区間新記録の快走。初めて5時間20分を切る5時間18分13秒をマークした。
原晋監督は、「こんなことは想定していなかった。あっぱれ」と、選手たちを手放しでたたえた。真っ先に名前を挙げたのは4区の佐藤。12月にインフルエンザや虫垂炎でほとんど練習できなかったことを明かし、「出場も難しいくらいの状態だったのによく走ってくれた」とねぎらった。
また、2区で9位から2位に浮上させ、逆転へはずみをつけた黒田朝日(2年=玉野光南)については「想定外」と目を丸くし、「練習で30キロ走らすとへばる子なんで。最後の坂をかけ上がってくれるかどうかは不安でしょうがなかったですよ。でも、強いですね」と笑った。
駒澤大(駒大)の佐藤圭汰(2年=洛南)と3区で歴史的激戦を演じ、終盤で一気に抜け出した太田蒼生(3年=大牟田)については「練習でも日頃から頑張ってくれよと思うんですけど」と笑わせつつ、「あんなことができるんだ。箱根ではすごいね」と満足そうにうなずいた。
2年ぶり7度目の総合優勝へも「直近で状態のいい子たちを選んでるので、しっかりと復路も」と力を込めた。

