第100回箱根駅伝往路。青学大が3区で駒大を逆転しトップで山登りの5区へ。そのまま逃げ切って2年ぶり6度目の往路優勝を果たした。5時間18分14秒は往路新記録。2季連続の3冠を狙う王者駒大は2分38秒差の2位。3位には城西大が入った。復路は明日3日に行われる。
■青学大2年ぶり往路V「負けてたまるか大作戦」3区太田蒼生が「史上最強」駒大逆転
◆往路最終順位
(1)青学大 5時間18分14秒(往路新)
(2)駒大 +2分38秒
(3)城西大 +3分17秒
(4)東洋大 +7分06秒
(5)早大 +7分52秒
(6)国学院大 +8分53秒
(7)創価大 +9分55秒
(8)大東文化大+10分41秒
(9)法大 +10分49秒
(10)順大 +12分04秒
(11)国士舘大 +12分07秒
(12)帝京大 +12分09秒
(13)中大 +12分22秒
(14)駿河台大 +12分38秒
(15)山梨学院大+12分52秒
(16)東海大 +13分20秒
(17)立教大 +13分24秒
(18)中央学院大+13分29秒
(19)日大 +13分37秒
(20)東農大 +15分20秒
(21)日体大 +17分21秒
(22)神奈川大 +17分37秒
(23)明大 +19分08秒
◆レース経過
※タイムは速報値
1区=21・3キロ(大手町〜鶴見中継所)
※区間記録 22年 吉居大和(中大)1時間00分40秒
◆スタート地点 午前8時、23校がスタート。曇り。気温5度
◆0・5キロ 駿河台大・レマイヤンが集団の先頭に立つ
◆1・5キロ 駿河台大・レマイヤンが集団を引き離す
◆2・0キロ 駿河台大・レマイヤンを中大・溜池が追走。駒大・篠原も続く。差を縮めた
◆3・0キロ 駿河台大・レマイヤンが再び集団から抜け出す。2位集団を引っ張るのは中大・溜池。駒大・篠原も続く
◆3・8キロ 駿河台大・レマイヤンを駒大・篠原が追走。中大・溜池はやや遅れる
5・0キロ 先頭集団は駿河台大、駒大、青学大、国学院大の4校に。14分ちょうどのハイペース
6・0キロ 先頭集団は駿河台大、駒大、青学大、国学院大の4校。約100メートル離れて19校の大集団
7・0キロ 先頭集団はトップから駿河台大、駒大、国学院大、青学大の4校。2位大集団との差は約130メートルに開いた
7・4キロ 先頭集団が縦長から横長に
8・0キロ 駿河台大・レマイヤンが再びトップに。2位集団との差は20秒
9・0キロ 先頭集団4校に変化。駿河台大・レマイヤンと駒大・篠原が先頭。2秒ほど遅れて国学院大・伊地知、青学大・荒巻
10・5キロ 先頭は駿河台大・レマイヤンと駒大・篠原。3秒ほど遅れて国学院大・伊地知、青学大・荒巻。残り19校の大集団から中大・溜池がやや遅れ始める
11・2キロ 後方19校の大集団から中大、立大、日体大の3校が遅れ始める
12・0キロ 駿河台大・レマイヤンと駒大・篠原がトップ並走。34分03秒。5秒ほど遅れて国学院大と青学大
13・4キロ 駒大・篠原が初めて駿河台大・レマイヤンの前に出た!
14・4キロ 青学大・荒巻が国学院大・伊地知を引き離し単独3位に
15・0キロ 駒大・篠原、駿河台大・レマイヤンがトップ並走。42分40秒
15・2キロ 蒲田チェックポイント。駒大・篠原、駿河台大・レマイヤンがトップ並走。15秒差で3位青学大。20秒差で4位国学院大。早大など5位集団は34秒遅れ
16・8キロ 日大など5位集団が国学院大・伊地知を捉え4位集団に
17・8キロ 駒大・篠原が六郷橋の上り坂でスパート。駿河台大・レマイヤンをぐんぐん引き離し単独トップに!
18・1キロ 日大など10校が青学大・荒巻を捉え3位集団。この集団の中で大東文化大・西川が転倒のアクシデント
19・1キロ 駒大・篠原がトップ快走。2位駿河台大・レマイヤンとの差を50メートル以上とする
◆鶴見中継所 大本命の駒大・篠原が1時間01分02秒のトップでタスキリレー。23秒差で2位創価大。25秒差で3位城西大。青学大は36秒差の9位
駒大、前回箱根から驚異の22区間首位継続!篠原倖太朗が後半独走で2位に23秒差
【1区順位】
(1)駒大 1時間01分02秒
(2)創価大 +23秒
(3)城西大 +25秒
(4)日大 +26秒
(5)東海大 +31秒
(6)駿河台大 +33秒
(7)帝京大 +36秒
(8)明大 +36秒
(9)青学大 +36秒
(10)順大 +36秒
※区間賞 篠原倖太朗(駒大)1時間01分02秒
2区=23・1キロ(鶴見中継所〜戸塚中継所)
※区間記録 21年 ヴィンセント(東京国際大)1時間05分49秒
◆5・0キロ トップ独走の駒大・鈴木が14分07秒で通過
◆5・5キロ 青学大・黒田が5位集団に追いつく
◆7・0キロ 5位集団に早大、法大が追いつき9校に
◆8・2キロ 横浜駅。駒大・鈴木がトップ独走。30秒差で2位の創価大と日大。53秒遅れで4位城西大。1分遅れで青学大など5位集団
◆10・0キロ 駒大・鈴木が28分09秒で独走。給水を笑顔で受けるなどまさに快走
◆10・7キロ 城西大が青学大などの集団に吸収され4位集団に
◆12・1キロ 中大のエース吉居が明大・児玉を捉え17位に
◆13・1キロ 創価大・ムチーニが日大を突き放し単独2位
◆14・3キロ 青学大が日大を捉え3位浮上
◆15・3キロ 権太坂。駒大・鈴木がトップで通過。42秒差で2位創価大。1分5秒差で3位青学大。中大・吉居は2分14秒遅れの14位で通過
◆18・3キロ 国学院大の平林が7人抜きで10位浮上
◆20・5キロ 青学大・黒田が創価大・ムチーニを抜き2位浮上
◆戸塚中継所 快走の駒大・鈴木がトップでタスキリレー。22秒差で2位青学大。46秒差で3位創価大。1分02秒差で4位早大
【2区順位】
(1)駒大 2時間07分22秒
(2)青学大 +22秒
(3)創価大 +46秒
(4)早大 +1分02秒
(5)城西大 +1分19秒
(6)東農大 +1分26秒
(7)東洋大 +1分31秒
(8)日大 +1分36秒
(9)国学院大 +1分39秒
(10)東海大 +1分48秒
※区間賞 黒田朝日(青学大)1時間06分07秒
3区=21・4キロ(戸塚中継所〜平塚中継所)
※区間記録 20年 ヴィンセント(東京国際大)59分25秒
◆5・0キロ 駒大・佐藤が首位キープも2位青学大・太田との差は18秒差に縮まる
◆6・9キロ 青学大・太田が駒大・佐藤を猛追。その差を5秒ほどまで縮める
◆7・6キロ 藤沢。青学大・太田が駒大・佐藤に追いついた!
◆8・8キロ 城西大が3位浮上
◆11・8キロ 浜須賀。駒大・佐藤と青学大・太田がそろってトップ通過
◆13・9キロ 青学大・太田がついに前に出る。駒大・佐藤を振り切りその差を5メートルに広げた
◆14・7キロ 駒大・佐藤が青学大・太田に追いつき並走
◆16・6キロ 青学大・太田が再び前に出る。駒大・佐藤を振り切りその差を5メートルに広げた
◆17・9キロ 湘南大橋。駒大・佐藤が青学大・太田に再び追いつく
◆18・2キロ 青学大・太田がサングラスを外すやスパート。駒大・佐藤を10メートル近く引き離す
◆平塚中継所 青学大・太田がトップでタスキリレー。太田は59分47秒の快走。4秒差で2位駒大
【3区順位】
(1)青学大 3時間07分31秒
(2)駒大 +4秒
(3)城西大 +2分39秒
(4)日大 +3分24秒
(5)東洋大 +3分25秒
(6)国学院大 +3分26秒
(7)早大 +3分32秒
(8)創価大 +4分56秒
(9)帝京大 +5分11秒
(10)東海大 +5分38秒
※区間賞 太田蒼生(青学大)59分47秒
4区=20・9キロ(平塚中継所〜小田原中継所)
※区間記録 23年 ヴィンセント(東京国際大)1時間00分00秒
◆5・0キロ 青学大・佐藤が快走で首位キープ。2位駒大との差をさらに広げている
◆7・3キロ 青学大・佐藤の快走が続く。2位駒大との差を30秒近くまで広げた
◆9・1キロ 二宮。青学大・佐藤と駒大・山川との差が41秒に広がる。3分12秒差で3位城西大。3分31秒差で4位東洋大と国学院大。6位早大、7位日大、8位創価大
◆15・2キロ 酒匂橋。雨の中、青学大・佐藤が依然快走。2位駒大・山川との差を1分2秒に広げた
◆小田原中継所 青学大・佐藤がトップを守ってタスキリレー。1時間1分10秒。2位駒大との差を1分27秒差に広げた
【4区順位】
(1)青学大 4時間08分41秒
(2)駒大 +1分27秒
(3)城西大 +3分35秒
(4)東洋大 +3分52秒
(5)国学院大 +4分15秒
(6)早大 +5分12秒
(7)帝京大 +6分38秒
(8)創価大 +6分49秒
(9)東海大 +7分32秒
(10)法大 +7分50秒
※区間賞 佐藤一世(青学大)1時間01分10秒
5区=20・8キロ(小田原中継所〜芦ノ湖ゴール)
※区間記録 23年 山本唯翔(城西大)1時間10分04秒
◆3・5キロ 函嶺洞門。青学大と2位駒大の差は1分22秒。駒大・金子が5秒縮めた
◆7・1キロ 大平台。青学大・若林と2位駒大・金子の差は再び開き1分33秒に。昨年区間新を出した城西大・山本唯は3分23秒差の3位
◆9・3キロ 宮ノ下。青学大・若林と2位駒大・金子の差はさらに開き1分46秒に。昨年区間新を出した3位の城西大・山本唯は3分16秒差まで縮めてきた
◆11・9キロ 小涌園。青学大・若林はややペースを落とすも2位駒大・金子の差はさらに開き1分53秒に。一方3位の城西大・山本唯は3分差まで縮める。4位東洋大、5位早大、6位国学院大
◆16・0キロ 芦之湯。雨が止み青学大・若林が復調。2位駒大・金子のとの差をさらに広げ2分9秒に。一方3位の城西大・山本唯は快走を続け2位駒大と50秒差。射程圏に捉え始めた
◆芦ノ湖フィニッシュ 青学大・若林が逃げ切って2年ぶりの往路優勝。5時間18分14秒。2分38秒差で2位駒大。3位は城西大
【往路順位】
(1)青学大 5時間18分14秒(往路新)
(2)駒大 +2分38秒
(3)城西大 +3分17秒
(4)東洋大 +7分06秒
(5)早大 +7分52秒
(6)国学院大 +8分53秒
(7)創価大 +9分55秒
(8)大東文化大+10分41秒
(9)法大 +10分49秒
(10)順大 +12分04秒
(11)国士舘大 +12分07秒
(12)帝京大 +12分09秒
(13)中大 +12分22秒
(14)駿河台大 +12分38秒
(15)山梨学院大+12分52秒
(16)東海大 +13分20秒
(17)立教大 +13分24秒
(18)中央学院大+13分29秒
(19)日大 +13分37秒
(20)東農大 +15分20秒
(21)日体大 +17分21秒
(22)神奈川大 +17分37秒
(23)明大 +19分08秒
※区間賞 山本唯翔(城西大)1時間09分15秒=区間新
◆出場校
学校名 | 出場 | 前回順位 |
---|---|---|
駒大 | 58年連続58度目 | 1 |
中大 | 7年連続97度目 | 2 |
青学大 | 16年連続29度目 | 3 |
国学院大 | 8年連続17度目 | 4 |
順大 | 12年連続65度目 | 5 |
早大 | 48年連続93度目 | 6 |
法大 | 9年連続84度目 | 7 |
創価大 | 5年連続7度目 | 8 |
城西大 | 2年連続18度目 | 9 |
東洋大 | 22年連続82度目 | 10 |
大東大 | 2年連続52度目 | 16 |
明大 | 6年連続65度目 | 12 |
帝京大 | 17年連続25度目 | 13 |
日体大 | 76年連続76度目 | 17 |
日大 | 4年ぶり90度目 | - |
立教大 | 2年連続29度目 | 18 |
神奈川大 | 2年ぶり54度目 | - |
国士舘大 | 8年連続52度目 | 19 |
中央学院大 | 2年ぶり23度目 | - |
東海大 | 11年連続51度目 | 15 |
東農大 | 10年ぶり70度目 | - |
駿河台大 | 2年ぶり2度目 | - |
山梨学院大 | 4年連続37度目 | 14 |
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