混合1600メートルリレーで“涙の予選敗退”から一転して悲願の決勝進出を決めた日本(吉津、井戸、今泉、松本)が、夜の決勝に挑み、3分17秒53で8位となった。

第2走者となった井戸のオープンレーンの時点で8番手。苦しい状況だったが、国立の大歓声を受けながら走り抜いた。

予選1組では、アンカーの松本が6位から5位に順位を上げてゴール。23年にマークした3分15秒71を大幅更新する3分12秒08の日本新記録を樹立した。

予選突破条件は各組上位3カ国と4着以下のタイム上位2カ国。日本は全体9位で惜しくも予選通過を逃したと思われたが、2組のケニアの男子選手の足がレーン内側に出たと判定されて失格が決まり、レース直後のテレビのインタビュー終了直後に繰り上げで日本の決勝進出が決まっていた。

◇吉津「女子選手がトップクラスに速い。予選でしっかり日本記録は出せた。目標通りという内容だった。個人的にはアジア記録にも挑戦したかった」

◇井戸「予選は自分の走りができたが、決勝では離れていく背中を追いかける感じ。400メートルでは自分の走りができなかった」

◇今泉「ファイナルに残れた事実は、400メートルを底上げしてきたすべてのランナーの結果の1つ。誇らしく思う」

◇松本「決勝はすごく悔しい面があってキリがない。私自身のことでいえば、混合マイルでは女子のロングスプリントが弱くて、男子の力を借りていた面があった。今年は自分の力をつけないと、チームに貢献できないと痛感していた。東京世界陸上で、ロングスプリントの選手たちで、決勝の舞台を勝ち取れたのは価値があると思う」