日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高3年)が初の世界大会に臨み、2分2秒84で7位となり、予選敗退となった。
スタートから後方となり、走路がなかなか空かないレース展開に。最後に1人抜いたが、自己ベストからは3秒及ばなかった。
ミックスゾーンでは涙があふれた。「幸せでした。楽しんで走れた」と大舞台をかみしめるも「前半からうまくいかなかった。何もできずに終わってしまった」と悔いも見せた。
レース前は名前を呼ばれると国立競技場から大歓声が起きた。「(世界選手権前に)どこを歩いても、応援してくれた。すっごい幸せだなと思った。皆さんに良いレースを届けたいと思っていたんですけど、申し訳ない気持ちがある」と抑えきれずに涙があふれた。
ただ久保凜の世界舞台はまだ始まったばかり。「(今後は)もっと強い久保凛を見せたいです」と今後の活躍を誓った。
久保はサッカー日本代表MF久保建英のいとことしても知られる高校3年生。今季は7月の日本選手権で自身2度目の1分台となる1分59秒52をマークし、24年7月の自身の日本記録を0秒41更新した。世界ランキングで出場圏内につけ、日本女子の高校生の個人種目では07年大阪大会1万メートルの絹川愛以来、18年ぶりの代表入りとなった。
◆久保凛(くぼ・りん) 2008年(平20)1月20日生まれ、和歌山・有田川町出身。小1でサッカーを始め、串本JFCでプレー。潮岬中から陸上開始。中3時の22年全国中学校体育大会800メートル優勝。23年に東大阪大敬愛高に進学し、同年から全国高校総体3連覇。24年から日本選手権2連覇。サッカー日本代表MF久保建英はいとこ。憧れの選手は田中希実。リラックス法は愛犬「ふうた」と遊ぶこと。最近ハマっていることは読書。身長167センチ。

