女子200メートル日本記録保持者の井戸アビゲイル風果(24=東邦銀行)が、追い風2・0メートルの11秒49で短距離2冠を達成した。

予選は向かい風2・6メートルで11秒79で1組トップ通過。決勝はスタートでやや出遅れたが、中盤以降にぐんぐんと加速し、地力を発揮し、トップでフィニッシュした。昨年7月に優勝した日本選手権のタイムまで100分の4秒に迫る好記録となった。

前日11日の200メートルは3・5メートルの追い風参考で23秒75で優勝。日本選手権2冠の実力を存分に見せつけた。同8月には200メートルで9年ぶりの日本記録(22秒79)を樹立。9月の世界選手権東京大会混合1600メートルリレーでは第2走者として日本の8位入賞に貢献した。

トラックシーズン序盤で2冠の好スタートを切り、「全体的にいい収穫ができた。この後の試合にもつなげていきたい。いいレースだった。初戦の100メートルで(11秒)49を出せたのはうれしい。またタイムの更新を目指したい」と笑顔で振り返った。