国学院大は後半の追い上げ実らず、無念の2位で2年ぶりの優勝を逃した。4区終了時点で2位に浮上も、大会新記録でレースを制した早大の独走を許した。前田康弘監督(48)は「最後はしっかり粘ってくれましたけど、早稲田さんに完敗」と振り返った。
エース格の辻原輝(4年)は3区で区間6位と本来の力を発揮できず、区間新の快走を見せた早大の新妻に1分以上の差をつけられた。4区の飯国新太(3年)、6区の吉田蔵之介(4年)が意地の区間賞を獲得。7区の野中恒亨主将(4年)、8区の高石樹(2年)も力走したが、早大の背中は遠かった。
前日会見で前田康弘監督は「今年の全日本のテーマ、昨年のリベンジですね。昨年、久しぶりに3位の表彰台を逃して4位ということで非常に悔しい思いをしたのが昨年の全日本です。(今年の)出雲も2位ということで、全体的な流れは『ストップ早稲田』というような動きかと思うんですけれども、その1番手としてしっかり戦っていきたい」と意気込んでいた。
前田監督は「この駅伝の特徴である後半のロング区間、前半は短いですけれども、非常に流れが大切。非常に難解なこの全日本大学駅伝だと毎回思うんですけれども、やはり勝負を決めてるのは後半区間かなというところはある。しっかりそこでがっぷり四つで勝負できるかがポイントかなと思う」と話していた。後半区間では巻き返したものの、序盤に流れに乗れなかったことが響いた。
次は悲願の箱根初優勝を目指す。指揮官は「箱根一本、あと2カ月、早稲田対策も含めて、しっかり頑張っていきたいと思います」と前を向いた。

