<陸上:アジア選手権>◇2日目◇8日◇神戸ユニバー記念競技場

 男子400メートルリレーで、日本は順調に決勝進出した。1走小林雄一(21=法大)がリズムをつくると、2走江里口匡史(22=大阪ガス)と3走高平慎士(26=富士通)がうまくバトンをつなぎ、4走の斎藤仁志(24=サンメッセ)が38秒92の2組トップで、ゴールへ飛び込んだ。

 大会初出場の小林は「シニアでは初の日本代表です。1走は慣れていますが、少し力が入ったかもしれません」と初々しい笑顔。一方で3走の高平は「2走の人(江里口)が、午後に大事な試合(100メートル決勝)を抱えているので、できるだけ楽させてやりたいな、という気持ちでした。新たに小林が加わって、試運転という感じでした」と余裕のコメントだった。

 決勝は10日に行われる。