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劉翔(中国)

男子110mハードル

劉翔(中国)
劉翔(中国)

完全復帰を目指す「アジアの昇り龍」

 「中国国民は08年のことを受け入れられないと思う」。彼自身のこの言葉に象徴されるように、順調だった劉翔の競技生活は北京五輪で暗転した。

 07年までは“アジアの昇り龍”と言われていた。04年のアテネ五輪で金メダルを獲得。21歳の若さに加えてスッキリした顔立ち。中国国民は4年後の地元五輪のスター候補登場に歓喜した。

 06年には12秒88の世界記録(当時)もマークして、劉翔人気はさらに過熱。07年の大阪世界陸上で優勝したときには、中国メディアが殺到して話題になった。

 ところが、国民の期待を集めた北京五輪は右脚アキレスけんの負傷で欠場。国民的スターはネット上でバッシングさえ受けた。

 しかし劉翔は、そのままでは終わらない。同年12月にアメリカでアキレスけんの手術に踏み切った。「昔のように戻れると信じている」と、強い意思でリハビリに取り組んだのだ。

 09年は13秒15にとどまったが、10年は13秒09でアジア大会に優勝するまでに復調。今年は13秒00まで上げてきた。

 だが今季はデービッド・オリバー(米)が12秒94でリードしている。08年に世界記録を12秒87と更新したダイロン・ロブレス(キューバ)もいる。劉翔も負けていない。今シーズンから第1ハードルまでの歩数を、1歩減らして7歩にしている。世界でも2、3人しかできない技術である。

 「技術を変えるのは勇気のいることですが、新しい挑戦が自分には必要です」。“アジアの昇り龍”がよみがえろうとしている。

◆劉翔(Liu Xiang=中国) 1983年7月13日生まれ。189センチ、82キロ。02年に13秒12のジュニア世界新をマーク。04年アテネ五輪では12秒91の世界タイで金メダルを獲得した。06年に12秒88と世界記録を更新。だが、08年の北京五輪はアキレスけんの故障で欠場した。







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